

受験校が決まった段階で、お父さんがいればお互いの有休取得が可能な日、不可能な日を出し合い、入試当日の送り・迎え(方向が同じならばお父さんが出勤前に送っていくようにすれば、その分お母さんが長時間控え室で待つという負担は減ります)、発表の確認、書類の受け取り、手続きなどの大学受験のためのスケジュールを立てて、役割分担を決めましょう。母子家庭なら、勤務先に早めに事情を話して了解をとっておくといいでしょう(不合格が続いた場合は思いがけず何日にも渡ることがあるのでそのことも一言相談しておきましょう)。どうしようもない場合は、祖父母の手を借りることになるわけですがやはり早めに連絡し、相談しておくことが大切です。
熱心な個別指導塾では、父母懇談会や個人面談などの行事を年何回か開催するので、何らかのお知らせが必ずお子さんを通して家庭に渡っているはずだ。父母懇談会で最新の受験情報を教えてくれたり、個別指導塾の教育方針を説明してくれたり、さらには家庭での過ごし方、勉強の仕方などをアドバイスしてくれる。また個人面談では、子どもの塾での様子や個人的な学習法を話してもらったり、普段の生活態度をどのようにすれば成績向上に結びつくかといった指導も受けられる。勉強以外の悩みごとにも気軽に相談に乗ってくれる個人塾の塾長もいる。父母懇談会や個人面談に参加することには、別のメリットもある。毎回そのような集まりに参加していると、塾の講師や塾長がその親の顔と名前を覚えてくれるから、塾とのきずなが強くなる。塾の講師も人間だから、毎回熱心に出席してコミュニケーションがスムーズにいっている親の児童・生徒には、つい力を入れて教えることにもなるからである。以上のことを考えると、塾の父母懇談会や個人面談などの行事が、いかに大切であるか、わかっていただけたと思う。地元に密着した教育を行っている塾なら、必ずこのような会はある。年間予定表に、これらの行事の予定が何もなかったり、お知らせが何もこないような塾は気をつけた方がよい。
身のまわりで英語教育批判をよく耳にしないだろうか。英語圏の子供たちは、みな文法なんか勉強しなくても自然に英語を習得するのに、日本では文法や読解を中心とした受験英語ばかり勉強するから、いつまでたってもさっぱり英語が話せるようにならない。もっと早いうちから、いわゆる「ネイティブースピーカー」の先生についてコミュニケーションを通じて英語を勉強すれば、自然にしゃべれるようになるはずだ。あるいは、こういう言い方で日本の英語教育を批判する人もいる。自分は、いくら日本で英語を勉強してもさっぱり駄目だったが、アメリカで一年暮らしてみたら、ちゃんと英語で話が通じるようになった。日本で教えている英語は間違っている。どうだろう。耳にタコができるほど聞き飽きた批判ではないだろうか。だが、問題をかえりみずにこんな無邪気な英語論を唱えているうちは、日本人はこれからも英語に振り回され続ける。
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